
大切な家族の一員であるペットとのお別れは、計り知れない悲しみを伴います。そして、その後の供養の方法についても、頭を悩ませる方が少なくありません。特に、費用や維持費を気にされて、合祀をご検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大倉寺でも、ペットの合祀について多くの方からご相談をいただきます。今回は、合祀のメリット・デメリットに触れながら、もう一つの選択肢である個別納骨堂についてご紹介し、あなたのペット供養のヒントになれば幸いです。
合祀のメリット・デメリット、そして「お骨を取り出せない」ことの懸念
合祀とは、他のペットたちと一緒に埋葬される供養方法です。その最大のメリットは、やはり費用を一時的に抑えられる点にあります。個別での供養に比べて経済的な負担が少ないため、多くの方が選択肢の一つとして検討されます。また、大勢のペットと共に供養されることで、「寂しくないだろう」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、合祀には大きなデメリットも存在します。それは、一度合祀されると、お骨を取り出すことができないという点です。
「え、それが何で問題なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、例えば将来、お引っ越しなどで遠方に移り住むことになった場合、一緒に引っ越すことができないという問題が生じます。大切な家族であるペットと離れてしまうことに、心を痛める方も少なくありません。
費用面だけでなく、この「お骨を取り出せない」という点は、後々のことを考えると非常に重要なポイントとなります。
【個別納骨堂という選択肢】家族の絆を永く大切にするために
もし、お引っ越しなどの可能性があり、将来的にペットのお骨を移動させたいとお考えであれば、個別納骨堂という選択肢もぜひご検討ください。

個別納骨堂では、その名の通り、大切なペットのお骨を個別に納骨することができます。これにより、万が一お引っ越しが必要になった際にも、お骨を一緒に連れて行くことが可能になります。住む場所が変わっても、大切な家族との絆を保ち続けられるというのは、心の平穏にも繋がるのではないでしょうか。

また、合祀が「まとめて供養」であるのに対し、個別納骨堂では個別に手厚く供養することができます。定期的に手を合わせに行ったり、季節の飾り付けをしたりと、より個人的な形で供養を続けたいという方には最適な選択肢と言えるでしょう。
「でも、維持費がかかるんでしょ?」とご心配される方もいらっしゃるかもしれません。確かに、個別納骨堂には維持費が発生します。しかし、これは大切な家族として一緒に過ごしてきたペットとの思い出を、永く、そして手厚くご供養し続けるための費用と考えることができます。費用の安さだけで供養方法を選ぶのではなく、「どのように供養したいか」という視点も大切にしてみてはいかがでしょうか。
詳細情報
大倉寺では、ペットの合祀について、より詳しい情報をご提供しています。 ➡️ ペット合同墓(合祀)について
また、お葬式から個別火葬、個別納骨堂、永代供養まで、手厚いペット供養についてのご案内もございます。 ➡️ 手厚いペット供養(お葬式・個別火葬・個別納骨堂・永代供養)について
どちらの供養方法を選ぶにしても、大切なのは、あなたが納得し、心から安らぎを得られる方法を選ぶことです。もしご不明な点やご不安なことがあれば、いつでも大倉寺にご相談ください。私たちがお手伝いさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。06-6967-8856受付時間 10:00-17:00
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